2016年8月 3日

咬み合わせの不具合を矯正治療で修復

咬み合わせを矯正を主体として治したケースです。右下の前歯が前方に突出しているために、上の前歯を突きあげていることが最大の問題点だと診断しました。この場合、1歯単位で治療しても、原因が解決しなければ修復物脱離・歯牙破折・むし歯の再発などのトラブルが起こる可能性が高くなってしまいます。

症例症例

下の前歯4本を3本にするスリーインサイザルという手法をとります。まずは、1番条件の悪い左下の前歯を抜歯します。
症例症例

抜歯の後にできたスペースを利用して、後方に前歯3本を牽引します。
症例症例

スペースが完全に閉じました。
症例症例

傾斜した前歯を垂直に整えます。
症例症例

最終的にはジルコニアクラウンにて連結固定し、後戻りを予防しました。
症例症例

術前に比較して下の歯並びが改善されて、上の前歯への突き上げのリスクが軽減されました。当院での矯正は審美も重要ですが、歯科疾患の再発予防の為の矯正にも力をいれております。

術前
症例
術後
症例

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歯周病と咬み合わせの不具合を義歯により修復

治療前
歯周病と咬み合わせの問題がある患者さまです。
症例

治療後
この患者さまの場合は義歯による修復方法をメインに治療をすすめました。機能、審美ともに十分満足のできるところまで回復いたしました。(右上の金属のバネは唇に隠れます。)
症例

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ブリッジが崩壊した臼歯を歯周外科手術、インプラントにて再建

右下のブリッジに痛みが出た患者さまです。
症例

ブリッジを除去した結果、後方のブリッジを支えている歯が崩壊していました。原因はブリッジの短所の一つである欠損部位の負担が隣の歯に掛かり、患者さまが気づかない間に金属と歯の隙間にむし歯菌が侵入したものと思われます。
症例

インプラントを埋入して前後の歯の負担を軽くします。
症例

むし歯で崩壊が進んでいた一番後方の歯は歯周外科手術、グラスファイバーにより、修復しました。
症例

ジルコニアクラウンを装着して治療を終えました。
症例

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臼歯欠損をインプラントで再建

右下の1歯欠損のケースです。

症例

インプラント埋入後3か月経過後にアバットメント装着
症例
ジルコニアクラウン装着
症例

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前歯の色の変色をダイレクトポンディング、ジルコニアで対応

前歯の色の変色を気にされた患者さまです。

症例
術前
症例
術後

左上はダイレクトボンディングという部分的な修復処置、左上はジルコニアクラウンで対応しました。

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歯周病により抜歯した前歯をジルコニアで再建

前歯が重度歯周病になり動揺がおこりました。

症例

保存不可能と診断、抜歯後ジルコニアによる審美及び機能回復をします。
抜歯後即日仮歯を入れます。

症例
抜歯
症例
仮歯による治療

症例
ジルコニアフレーム装着
症例
ジルコニアクラウン装着

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インプラントによる咬み合わせの再建

下の奥歯が無く、前歯のみの咬み合わせになっています。
インプラント治療で適正な咬み合わせを再現します。

治療前
症例

インプラント埋入後3か月後にアバットメント(土台)を装着
症例症例

ジルコニアクラウン装着
症例症例

治療終了
症例

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矯正及びインプラントによる全顎的治療

左右の奥歯が失われて、咬みづらいだけでなく、奥歯が無い為に下の前歯が上の前歯をつきあげてしまっています。

術前
症例
この症例の場合、奥歯が失われてから時間が経過していたため、咬合高径(咬み合わせの高さ)が低下し、下顎前歯部の突き上げによって上顎前歯部が突き出た状態になっています。


左右の奥歯に矯正用インプラントを入れて、押し出された前歯を後方に牽引します。
症例

術前
症例
術後
症例
飛び出していた歯が後方に移動しました。

後戻り防止のために連結させた仮歯を装着します。
症例

次に歯を失っている奥歯にインプラント埋入します。この患者さまの場合、左上の歯槽骨が無い為、このままではインプラントを埋入できません。そこで、サイナスリフトという特殊な方法で歯槽骨を再生させます。

術前
症例
術後
症例
インプラントに十分な骨を再生させました。

その後、インプラントを埋入しました。
症例

その後、下の奥歯にインプラントを埋入しました。
症例
術前
症例
術後

術後
症例
強度と機能を重要視したため、この患者さまは奥歯は金属で対応しました。

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ジルコニアによる補綴

広範囲にわたりむし歯ができて、審美的な問題だけでなく、痛みも伴い日常生活に支障をきたしておりました。
左上の犬歯は残念ながら抜歯をさせていただきジルコニアによる補綴での矯正をこころみます。

症例
術前
症例
術後

左上の犬歯の位置関係を前後の歯で補正し、審美だけでなく、機能的にも回復できたと思われます。

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