①集中治療のご要望にも対応

集中治療

当院は、近隣にお勤めのビジネスマンやOLの方々が通いやすい立地環境にあります。その環境を最大限に活かし、患者さまにとってのメリットを高めるために、一人ひとりのニーズに合わせた治療スタイルを採用しています。

「歯医者に何度も通うのは難しい」
「出張や転勤、取引においての大事な場面までには治療を間に合わせたい」
特にお仕事がお忙しい方々のお悩みとしてよく聞くお声です。当院では、1回の治療に1時間以上のお時間をいただく『集中治療』にも対応しています。1度のご来院でいくつかの治療を集中的に行うことにより、患者さまの通院回数を少なくすることが可能です。

患者さまに合わせた「個別の治療プラン」をご提案します

個別の治療プラン集中治療をご希望の患者さまには、まずカウンセリングでご希望を伺うとともに、検査・診察で口腔内の状態を確認した上で、治療スケジュールの目安をご提示します。治療内容や患者さまの口腔内の状況にもよりますが、治療時間が1時間あれば、1回の通院で3本~4本の歯を治療することが可能となり、全体としての治療期間を短縮することができます。

<集中治療によるメリット>
・何度も治療予約のために日時を調整しなくて済みます
・トータルで治療完了までの期間が(集中治療でない場合に比べ)短縮できます
・大きな成果を実感しやすく、治療に対しての満足感が得られやすいです
・完全予約であるため、お待たせすることがありません

<集中治療によるデメリット>
・長い治療時間の確保が必要になります
・基本的にキャンセルのないようお願いしています

速さだけでなく、安全にも考慮した治療を行います

集中治療集中治療では1回の治療時間が通常よりも長くなりますので、患者さまの年齢や持病、その時々の体調への配慮も不可欠となります。当院では、治療時間・回数についても患者さまとしっかりコンタクトを取らせていただき、時間的にも身体的にも無理な負担がかからないように努めています。

無理のない治療ペースを考慮した上で、患者さまのご都合に合わせられるよう柔軟な対応でご予約を決定しますので、お気軽にご相談ください。

尚、集中治療のプランをお受けできるのは、平日の午後~17時と、土曜日の午後~17時とさせていただきます。

上記以外でもご予約調整は可能な限りいたしますので、まずはご連絡をお願いします。完全予約制であり、集中治療の予約キャンセルは他の患者さまへの影響が大きくなりますので、ご自身のスケジュールを充分に管理・調整された上でご予約いただけますよう、ご協力をお願いいたします。

②痛みの少ない安心・確実な治療

痛みの少ない安心・確実な治療

歯科医院に対しては、「痛いから苦手...」というマイナスイメージを持っていらっしゃる方が多いと思われます。しかし、そういったイメージは、幼少期などに「痛い」思いをした記憶によるところが大きいのではないでしょうか?

歯科医学は日進月歩のスピードで進化し、患者さまにとってより負担の少ない方法が求め続けられていますので、以前のイメージは過去のものとお考えください。当院も、多くの情報を取り入れ組み合わせ、整理することによって、痛みや腫れといったリスクを回避するとともに、まず第一に患者さまに負担をかけず、安心・安全な治療を実現します。

無痛治療への具体的な取り組み

表面麻酔の実施表面麻酔
治療の痛みを抑えるために行うのが麻酔注射ですが、この注射の際の「チクッ」とした痛みが苦手とおっしゃる方も多く見受けられます。そこで当院では、麻酔注射の前には必ず歯肉の表面にゼリー状の麻酔薬を塗布する「表面麻酔」を施しています。この方法で歯肉表面の感覚を麻痺させることにより、注射針を刺す際の痛みを防ぐことができます。

極細注射針の使用表面麻酔
注射針は、太さが太いほど挿入するときの痛みは大きくなります。そこで、完全無痛治療を目指す当院では、「33G(ゲージ)」という一番細いサイズの注射針を使用。さらには、針自体を押し込むように動かすのではなく、歯肉表面の粘膜を引っ張るようにして挿入することで、ほとんど無痛状態で麻酔を完了するよう工夫しています。

電動注射器の使用表面麻酔
どんなに細い注射針を使用しても、麻酔液の注入速度が早くなったり遅くなったりと不安定になると痛みが生じます。そこで当院では、電動注射器(オーラスター)の使用によって痛みを抑制しています。電動注射器では、細い針でもゆっくりと麻酔液を注入することができますので、麻酔時の痛みが抑えられます。また、安定した低速度で少量ずつ注入できるため、麻酔が速くよく効きます。さらには、効果を得るための麻酔薬の量を最少に抑えることにもつながり、安心・安全な治療に役立ちます。

レーザー治療も導入

レーザー治療当院では、歯科用の炭酸ガスレーザーも導入しています。レーザー治療は、医療の各分野で使用され、人体に対する安全性は十分に確立されています。また、歯科用レーザー治療は痛みが少なく、従来の歯科治療に比べて治りが早いのも特徴です。

レーザーによって炎症が治まったり治癒が早くなったりする理由は、レーザーを当てることによって患部が40度くらいの熱を持った状態になり、その状態が10日間ほど持続することにあります。この間、患部が他の部位より高温になっているために感染が起こりにくく、また血行が良くなることから細胞の活性化が生じ、炎症が治まるのです。

不安感や・恐怖心などのストレスもなく治療でき、副作用もありません。高血圧や心臓疾患、内科的疾患などの各症状をお持ちの方から、妊婦さんなどにも安全に使用いただけます。レーザーは、外科用メスとしても使用されていますが、下のような様々な治療に効果を発揮します。

●むし歯治療/むし歯菌を殺菌し、歯質を強化します
●口内炎治療/炎症の痛みを取り除きます
●知覚過敏症/フッ素と併用し、歯が沁みるのを防ぎます
●歯周病治療/炎症を抑え、歯ぐきの腫れを抑えます
●根管治療/根管に照射することで、殺菌・消毒します
●インプラント治療/手術時にメスとして使用することで、手術部分の治癒を早めます
●メラニン除去/歯ぐきの黒ずみを取り除きます
●止血・殺菌/歯を抜いた後の止血と殺菌に使います

③セカンドオピニオン

セカンドオピニオン

・今まで受けた歯科治療で、詰め物が何度も取れてしまってはいませんか?
・むし歯を治療しても再発してしまい、治療を繰り返してはいませんか?
・他の部分にはトラブルが起きないのに、一部分だけに問題を抱えて悩んだりしていませんか?

そのような時、「今までの歯医者さんで治療してもらうのを続けていていいのかな...」と不安になるかもしれません。また、主治医から「抜歯するしかない」「インプラント治療は無理」といった診断を受けたとき、内容によっては「治療を受けるかどうか」の判断に迷うこともあるでしょう。そのような疑問や迷いが生じたときは、是非セカンドオピニオンを受けることをお勧めします。

セカンドオピニオンとは?
セカンドオピニオンとは、主治医以外の専門家に意見を聞いてみるということです。歯科医師は、それぞれ治療に対する考え方や方針が異なっています。たとえ技量に差がなかったとしても、考え方自体が異なることで、お勧めする治療方法も違ってきます。

したがって、違う歯科医師に意見を求めることによって治療の選択肢が広がる場合もあります。また、セカンドオピニオンの回答が主治医と同じ意見であれば、その治療を安心して受けられるようにもなるでしょう。

「他の歯科医院に相談するのは気が引ける...」という方もいらっしゃいますが、多くの意見を聞くことは患者側の権利でもあり、治療を受けるかどうかの決定権も患者さまにあります。不安なく、納得して治療を受けるためにも、セカンドオピニオンを受けてみてはいかがでしょうか。当院でもセカンドオピニオンをお受けしていますので、困っていることがありましたら、まずは思いきってご相談ください。

当院では、トラブルの原因を徹底的に究明します

セカンドオピニオン当院では徹底的に原因を追究するところから、患者さまの不安を取り除くためのお手伝いをさせていただきます。例えば、むし歯の再発や詰め物が取れたりして同じ治療を何度も繰り返してしまうケースや、「他の部分にはトラブルが起きないのに、いつも同じ場所だけにトラブルが出る」といった場合には、少なからず咬み合わせの問題が疑われると思います。

「同じ場所の詰め物が何度も取れてしまう」といった場合、取れた詰め物を詰め直すだけでは繰り返しを防ぐことにはなりません。補綴物の作りにも接着方法にも問題がないのに詰め物が取れてしまうとしたら、残っている歯根部分に問題がある可能性を考え、徹底的に調べます。

そうすると、眼には見えないヒビが歯根に入っていることがマイクロスコープで発見できる......といったこともあるのです。歯根にヒビが入っていたままでは、どんなにがっちりと詰め物を接着したとしても、咬み合わせるたびにヒビに負荷がかかって隙間から唾液などが進入し、詰め物はいずれ外れてしまいます。

このように、当院では、個々のトラブルやお悩みの原因をしっかり追究し、詳しく説明させていただきます。それによって、今までとは違ったアプローチをお勧めできれば、治療の繰り返しやトラブルの再発を防ぐことが可能になると考えています。また、他院では「抜歯するしかない」と診断された場合でも、詳しい原因究明の過程において、歯を残せる可能性が発見できるケースもあるのです。

④再発させない術後管理

再発させない術後管理

当院では、インプラント治療が完了して咬めるようになった時点ですぐに、スプリントというマウスピースを入れてもらう術後管理を推奨しています。

そもそも、歯を失ったことによってインプラント治療が必要になっているのですから、そこにはトラブルの原因が存在します。そして、直接的な原因はむし歯や歯周病であったとしても、その部位にむし歯や歯周病が発生した「原因」まで深く追究していくと、咬み合わせが根本的な原因であるというケースが珍しくないのです。

そのような根本的な原因を放置したままでは、せっかく入れたインプラントにも、もとの歯を失ったときと同じトラブルが再発してしまう可能性が残ってしまいます。

そこで、インプラント治療の後、歯がダメになるような負荷がかからない、理想的な咬み合わせに近づけるという術後管理がスプリントの役割になります。当院でインプラント治療を受けていただいた患者さまは、ほぼ100%の方がスプリントを使用し、インプラントを長持ちさせることに成功しています。

⑤充実の治療設備

当院では、医師が技術を高める努力を続けるとともに、オペ室や歯科用CT、マイクロスコープなどを完備して、安全・確実でハイレベルな治療を実現しています。
徹底した滅菌対策による衛生管理はこちら

歯科用CT歯科用CT
歯を支える顎の骨には窪みや傾きがあり、神経や血管が多く通っています。その構造は非常に複雑なため、レントゲン写真では骨の影になった神経や血管を確認できません。CTは、こういった複雑な神経系や血脈の流れ、筋肉や骨の構造を把握するために不可欠な設備です。

当院が採用しているCTの特長は、頭部の周りを360°回転させて撮影できるフルスキャンであることと、撮影エリアを3段階に切り替えられることです。最大幅の160mmでは、左右の親知らずの根尖と下顎管との位置関係を同時に診断できますし、小臼歯の治療やインプラント治療には80mmが適しています。また、40mmでの撮影は、幅が限られる代わりに細かい断層がきれいに撮影できることから、患部を詳細に把握する必要がある根管治療で活躍します。

歯科用CTCTを利用することによって、従来のレントゲンは平面でしか得られなかった情報が立体的で奥行のあるものになります。つまりは患者さまの口腔内の環境を、より具体的にイメージすることができるようになり、治療の精度は確実にアップします。

また、院内にCTを完備していない歯科医院では、大学病院や提携クリニックなどでCT撮影をして来ていただくことになるため、撮影までの期間が長くなったり、別途日程の調整が必要な場合があります。その点、院内にCTが完備されていれば、術前のみならず術中にもCTが撮影できるので、スムーズで安全・確実な治療進行が可能です。

マイクロスコープマイクロスコープ
肉眼では見えないほど小さな患部も、マイクロスコープを用いると最大で肉眼の21倍までクローズアップできます。それにより、根管治療における垂直加圧根充や、歯根内に詰められた古い根充剤の除去、破折線の有無、第4根管の探索などが可能となります。

歯科医療の先進国・アメリカでは、ほぼ100%の歯科医院がマイクロスコープを導入していますが、日本における導入率はまだ低く、根管治療を専門に行う大学病院の医局でも、マイクロエンドを行える歯科医は限られています。なかなか普及しない理由は、機器そのものが高額な上に操作方法も難しく、取り扱うにはトレーニングが必要だからです。当院では、マイクロスコープを使用したトレーニングコースにて、感覚を研ぎ澄ます努力を行っています。

Co2レーザーCo2レーザー
術野に照射することで痛みや腫れの原因であるプロスタグランジンの生成を抑制し、細胞の活性化を促進させます。インプラント手術ではインプラントが歯槽骨と一体化した後に行う2次手術に使用することで、インプラントに対する影響を最小限にします。

生体モニター生体モニター
血圧、心拍数、脈拍を管理することで、インプラント手術を安全に進めることができます。

拡大鏡(ルーペ)拡大鏡(ルーペ)
当院では、4.3倍の拡大が可能な拡大鏡を使用しています。自費治療になるケースが多いマイクロスコープとは異なり、拡大鏡は保険治療にも活躍するものですので、視野が広く安定した使用が可能な高機能拡大鏡を導入しています。

超音波スケーラー超音波スケーラー
微弱な力から高出力まで幅広い振動で、歯周病の原因である歯石の除去から歯根管の清掃まで患者さまの負担を軽減させるだけでなく歯牙、歯周組織への侵襲を最小限にします。

インプランターインプランター
インプラント手術では、患者さまの顎の骨にドリルで穴を開けてから、フィクスチャーと呼ばれるインプラント体を埋め込んでいきます。その際、どんなに高い技術を持っている歯医者でも、多少のブレが生じてしまう可能性があるのですが、そのドリルのブレを極限まで制御して軽減するためのシステムがインプランターという機械です。

機器の先端部分に高性能なマイクロモーターが装備されており、マイクロモーターをコンピューター制御することによってドリルの回転数などを自動調整します。人の手では行うことが難しい、精密で計算された動きでドリルを制御してくれますので、人の手のみで行うよりも、確実で安全な手術が実現されます。

また、インプランターには、ドリルの回転数や回転速度などが一目で分かるディスプレイが備えられており、歯科医師はインプラント手術中、ドリルの制御状態を常に確認しながら手術を進めていくことができます。

PRP用遠心分離機PRP用遠心分離機
インプラント治療や抜歯、歯周外科等の際に使用することで痛みや腫れが少なく、治療後の骨の再生を飛躍的に向上させるPRP療法を導入しております。

PRP(Platelet Rich Plasma)とは、通常平均より高い濃度の血小板を含んだ自己由来の血漿のことで、患者さまから採取した血液を遠心分離法により濃縮血小板を精製し、これを活性化したものです。

血液中の血小板には、創傷治癒や組織再生に効果的な成長因子が多く、治療後の痛みや腫れの軽減だけでなく、骨造成を助ける働きをします。 患者さまご自身より精製された血小板の為、アレルギー等の拒絶反応も少なく非常に安全な治療です。

手術室手術室
当院には、インプラント治療、再生治療、歯周外科治療などの高難度手術に対応できる設備が整っています。特にインプラント治療は、生体に生体外物質を移植する手術になるため、最高レベルの滅菌を維持する必要があります。通常の歯科治療のスペースとは別に個室の手術室を完備することによって、患者さまの安心と、さらには患者さまのプライバシーを確保しています。

無影灯無影灯
手術台には、手術野を明るく照らす無影灯を配しています。明るい視野の中で施術することは、インプラント体を入れる場所を正確に把握することに繋がり、より安全な手術を実現しています。

⑥絶えざる自己研鑽

絶えざる自己研鑽

歯科医学は日進月歩のスピードで進化し、新しい情報や技術が次々と登場しています。歯科医として大切なことは、このような多くの情報を取り入れ、組み合わせ、整理することによって、なるべく痛みや腫れが少ない、患者さまにとって最適な方法を探ることだと考えています。

そしてそれこそが、私が20年前からずっと様々な勉強会へ参加し続け、常に新しい情報や技術に触れ、それらを取り入れている第一の理由です。したがって、最新鋭のハイレベルでアクロバティックな技術を取得するというよりは、あくまで患者さまに安全でリスクや負担の少ない、安心して任せていただける治療を提供するための研鑽なのです。

幅広い選択肢をご提供するために

絶えざる自己研鑽患者さまが抱えている歯科疾患には個人差があります。また、治療には時間や費用といった多くの要因があるので、「この疾患にはこの治療を行えばよい」といった画一的な治療方法は有り得ませんし、正解もひとつではないと考えます。だからこそ、さまざまな患者さまのご要望に応えるためには多くの情報と技術が必要なのです。

たとえばインプラント治療を行う場合でも、まずは歯周病などトラブルの大元を解消する治療技術が必要です。また、インプラントを入れる場所の骨が足りなければ増骨の技術が必要であり、その技術がないと「インプラント治療は無理です」と言わざるを得なくなるケースも生じてしまうでしょう。

私は歯科医師として「できない」とは言いたくないですし、「これしかありません」とも言いたくありません。だからこそ治療方法に選択肢を持たせられるよう、常に新しい情報や技術に触れ、学び続けています。そういった努力を積み重ねることで「他の病院で断られた」というような難症例にも、積極的に取り組めるのだと思っています。

口腔内全体を考慮する「木を見て森を見る」治療

絶えざる自己研鑽当院では、今一番力を入れているのはインプラント治療です。しかし、マイクロスコープを駆使した根管治療にも積極的に取り組んでいます。この2つの治療方法は、一方は失った歯の再建であり、もう一方は自歯を残すための治療なので、一見するとまったくベクトルの方向が逆です。

ですが、歯は1本だけで存在しているのではありません。インプラント体を入れる場所の隣の歯にトラブルがあれば、そのトラブルもしっかり解消しておかないとインプラント体を長持ちさせられません。また、歯を失った原因が咬み合わせにあるなら矯正治療の知識と技術も不可欠です。

当院では、「今現在トラブルを抱えている1本の歯」を治療するだけでなく、「木を見て森を見る」ように口腔内全体をベストな状態に近づけていく治療を心がけています。そのためにもさまざまなアプローチができるよう、今後もたゆまぬ自己研鑽を続けてまいります。