マイクロスコープによる精密な治療

根管治療が不十分な状態とは、薬液が根管の先まで詰められていない状態や、治療跡が根の先から飛び出てしまっている状態です。その原因は、見えないところを手先の感覚や経験だけを頼りに治療するしかなったことによるものでした。そこでドクターの強力な武器となるのが、マイクロスコープとよばれる顕微鏡です。

マイクロスコープ
肉眼ではどこに歯の根があるか判りません
マイクロスコープ
先端部分の汚染された状態が明確に判ります

最大で肉眼の21倍にクローズアップされた状態で処置できるため、根管の中までしっかり確認でき、破折線の有無、感染物質の有無、第4根管の探索などが可能となります。

当院のマイクロスコープの特長 マイクロスコープ
ドイツの光学機械メーカー・カールツァイス社製のマイクロスコープを導入しています。

【特長1】明るく自然な照明-LED照明搭載
従来のハロゲン照明、キセノン照明に比較して発熱が少なく、自然光に近い状態で治療できます。

【特長2】あらゆる部位への対応が可能-フォルダブル鏡筒搭載
2箇所ある関節が可変することにより、従来は180°だった鏡筒部分の回転範囲が360°へと進化し、あらゆる方向から治療部分へのアプローチが可能となっています。