
ホワイトニングとは、健康な歯を削ることなく特殊な薬剤を用いて歯を白くする治療法です。もともとわずかに黄ばんだ色をしていたり、コーヒー・お茶・赤ワインなどの飲食による着色、神経をとった歯が黒ずんでしまった場合など原因は様々ですが、本来の歯の白さを取り戻すことによって、歯の色に対するお悩みを解消します。
歯の表面に薬剤(過酸化尿素または過酸化水素)をおくと、成分から発生する活性酸素によって歯に着色している汚れが分解され、歯の色が白くなります。ただし、時間が経つとある程度の後戻りをしますので、白さをキープするにはホワイトニングを定期的に行うことが必要です。
ホームホワイトニングは、患者さまお一人おひとりの歯型に合わせた専用のマウスピース(マウストレー)を製作し、1日に数時間、自宅でホワイトニング剤を塗布して行う方法です。刺激の少ない薬剤を使用するため安全性が高く、ご自宅で都合の良い時間に行うことができることから、なかなか歯科医院に通えないお忙しい方にもお勧めです。
低濃度の薬剤を使用しますので、長時間かけてじっくり白くしてゆく必要がありますが、時間をかける分、薬剤が内部に深く浸透し、効果の持続が期待できます。実施期間の目安は、上顎のみで約2週間程度ですが、効果には個人差があります。また、ホワイトニングで得られる歯の白さは、その方の歯のもともとの色合いが基準になりますので、そういう点でも得られる白さに個人差があります。
治療において、忘れてはならないのが感染対策です。院内感染を防いで、インプラント手術をはじめとする全ての治療を安全・確実に行うために、滅菌器による滅菌システムや滅菌パックといった感染対策も徹底し、無菌室に近い環境体制になるよう心掛けています。
Kavo社製ユニット
Kavo社製のトリートメントユニットは、タービン水やうがい水に低濃度の過酸化水素水が用いられていて、給水チューブ内を常に清潔に保つ水消毒の機能(常時水消毒機能)があります。さらには、休診日前には高濃度の過酸化水素水で漬け置き処理をする集中水消毒システムも合わせて装備されています。細菌の繁殖とバイオフィルムの形成を抑えるためには、過酸化水素水を継続的に利用することが効果的だとされていますので、常時水消毒機能は特に有効です。
また、チェアーの構造にもさらなる工夫と特徴があります。解剖学に基づいて創られたチェアーが体全体を包み込んでくれるので、患者さまにはリラックスした状態で治療を受けていただけます。さらに、切削時の振動を限りなく軽減させる機器も装備していますので、痛みの少ない治療の実現にも一役買ってくれます。
口腔外バキューム
治療中に飛び散る粉塵や体液には、ウィルスや細菌といった人体に悪影響を及ぼす原因となる要素が含まれることが有ります。それらを全て吸い取り、ユニットや器具などへの付着を防ぐことで診療室をクリーンに保ち、院内感染を防ぎます。
滅菌パックとディスポーサル
治療で使用する器具などは、患者さまごとに使う分をセットにして滅菌パックに入れ、高圧蒸気滅菌器にて滅菌処理を行っています。
また、コップやエプロンなどはディスポーサブル(使い捨て)のものを使用し、感染対策を徹底しています。
オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)
最高132℃の高温蒸気にて確実に滅菌することにより、肝炎ウイルスはもちろん、ほとんどの微生物を死滅させることができます。
ガス殺菌機(ホルホープ)
高温の蒸気で滅菌を行うオートクレーブにかけられないプラスチックやゴム製の用具などは、ホルマリンガス殺菌機にて常温による殺菌処理を行います。
判断基準は患者さまそれぞれにあります。
よって事前の歯科医へのご相談は十分にされる必要がございます。
インプラント治療の場合、周りの歯に悪い影響を与えない利点や、見た目や機能的にも実際の歯と遜色が無く、違和感の無い普段通りの日常生活が送れるという素晴らしいプラス面がある一方で、持病などで外科手術自体が困難な場合や、埋入する部位の骨の状態によってはインプラント治療そのものが適さない場合もございます。
また年齢的には骨の成長が完成した(21歳くらい)年齢以降の方が対象になりますので、それくらいの年齢になるまでの間は、接着性ブリッジという歯を削らない暫間的な方法で対応いたします。
入れ歯の場合は付け心地などでどうしても違和感を感じてしまったり、負荷のかかる周囲の歯をいためてしまう可能性があります。またどうしても「入れ歯」というマイナスのイメージから抵抗がある方も多いことでしょう。しかし一方で、外科的な処置をしなくて済むという利点があります。
その方の健康状態や諸々の条件により判断が異なりますので、是非事前の十分なご相談をお勧めいたします。
当院では事前のご相談はもちろん、セカンドオピニオンにもご要望に応じて相談させていただきます。
正しい情報は多いに越したことはありません。歯は、最後まで健康で豊かな人生を送るために欠かせない財産です。十分なご検討をされるために当院をお使いいただければと思います。
術中については局部麻酔や静脈内鎮静法などを行ってからになりますので、殆ど痛みを感じる心配はないでしょう。
術後については、場合によって数日間、患部が腫れる場合があり、それに伴い痛みも出る可能性はあるのですが、そのような場合には処方できる鎮痛剤がございますので、必要に応じて適宜処方いたします。
一部の調査結果では、施術当日のみ鎮痛剤を使用した患者さまは約4割、使用せずに済んだ患者さまは6割という数値もあるようです。ご参考にしてください。
術後にしびれや麻痺などの症状が出て、長く続くようでしたらインプラント治療そのものの失敗の可能性がありますので早急に担当医への連絡が必要です。
その後のリスクとしては、あまりに噛み心地が自然なため、相応のメンテナンスを怠ってしまうと「インプラント周囲炎」などの歯周病を招くことになります。
そのリスクは、喫煙や適正な咬み合わせの調整ができていない場合にも起こり得ますので、日常のブラッシングなどのセルフケアはもちろん、定期的に歯科医院でメンテナンスを受ける必要があります。
手術をして終わり、ではありません。健康な歯も同様ですが、定期的・継続的なメンテナンスこそが、あらゆるリスクを遠ざけてくれる唯一の手段だと言えます。
日常生活の中でお手入れがしっかりとなされており、定期的なメンテナンスもされているのであれば、ほぼ半永久的にもち続けることが可能です。また歯冠部分は天然歯と同様すり減ったりもしますが、その場合は該当の箇所の修理、作り直しなどで対応することが可能です。
毎日のお手入れと定期的な検診を怠りますと、天然歯と同様に歯周病(インプラント歯周炎)になったり、咬み合わせが悪くなる可能性がございます。
当院では、最新の設備と技術で万全なインプラント治療を行うだけでなく、治療後のメンテナンスを「再発させない」観点からしっかりとサポートしていく体制を整えております。
「治療期間が短い」、「費用が安い」、といった視点だけでなく、「長くしっかり機能する歯」にするための医院選びを、是非お勧めいたします。
具体的には炎症を抑える目的で細菌の除去や薬物投与などを行う「非外科的療法」と、炎症部分を直接切り取って除去し、インプラント周囲組織の回復を図る「外科的療法」とが挙げられますが、そうならないための日常のケアが最も大切です。
可能です。当院では患者さまの日々のスケジュールに合わせた
集中治療の対応もしております。
ご相談いただければ患者さまの限られた日程の中で、出来る限り集中して治療できるよう対応させていただきます。
施術後のメンテナンスや検診についても、随時ご連絡を取らせていただきながら日程の調整をさせていただきたいと思います。
毎日忙しく仕事をされている方のお役に立ちたいと、ここ新橋に医院を構えました。
是非、まずはお気軽にご相談ください。
はい。是非禁煙対応をお願いいたします。
喫煙をすることによって創傷治癒が長引いてしまう恐れがあり、また長期的には症状そのものを悪化させてしまう恐れもあるからです。
歯と身体は切り離して考えてはいけません。
「歯に良いこと」は、身体にも良いことなのです。